ベネツィア一有名なレストラン
イタリアンサーフブランド「エスデイズ(S’DAYS)」との打合せの後は、ベネツィアでNo.1のレストラン「ハリーズバー(HARRY’S BAR)」へ連れて行ってもらいました!!
1931年にジュゼッペ・チプリアーニ氏が開店した「ハリーズバー(HARRY’S BAR)」は、アメリカの小説家・ヘミングウェイをはじめ多くの著名人、芸術家や王族や貴族、さらにはエリザベス女王までもが訪れる”伝説のバー”と呼ばれているレストランなのです。
イタリアでも老舗中の老舗レストラン!!
ベリーニを生んだレストラン
白桃のピューレとスプマンテワイン・プロセッコで作る「ベリーニ」を生んだのがHARRY’S BARなのだそうです。
見た目もピンク色で可愛くて、味も白桃を使っているのでお酒の苦手な方でも飲みやすいカクテルだと思いました!
ちなみに、ベリーニの名前の由来となった人というのがルネサンス時代のイタリア人画家であるジョヴァンニ・ベリーニ氏。1948年、ヴェネツィアで彼の展示会が行われた際、ベリーニの絵をみてインスピレーションを受けたハリーズバーの経営者であるチプリアーニ氏が考案したカクテルなんだそうです!!
今ではイタリアのみならず世界中で人気のカクテルで、市販品までもあります!!ベネツィアの空港にも売っていました!
この揚げたパンーーー!!!めちゃめちゃ美味しかった!!!思い出しただけでも今すぐ食べたい!!笑
薄い食パンにチーズとハムがはさまっていて、最高な揚げ具合!!これは何個でも食べられる♡♡
カルパッチョの本家!!!!
「HARRY’S BAR」は、実はカルパッチョが生まれた場所でもあるのです。
それは1950年ころ、常連客の公爵夫人が病でお医者さんから食事制限を強いられた時、調理されたお肉は食べれないと知った創設者であるチプリアーニ氏が即興で作ったのが仔牛のフィレ肉を使った生のお肉料理だったんだそうです。
そして、カルパッチョという名前は、当時ベネツィアでルネサンス期の画家であるヴィットーレ・カルパッチョ氏の回顧展が開かれていたことからカルパッチョと名付けられたそうです!!
今では、イタリアンに欠かせないカルパッチョは、こんなヒストリーからきていたのですね!!カルパッチョがまさか人の名前だったとは驚きです!!
私たちが食べたのはオススメしてもらったサーモンだったのですが、味がしっかりついていてとっても美味しかったです!!
こちらはイカ!!なんと説明したら良いかわかりませんが、とっても美味しかったです!
愛され続ける理由はココにも♪
店員さんたちのサービスの良さがとても良く、勉強になりました!!!やはり1931年から続くお店の原点ですね。
ダンディーなイタリアおじさんたちの手つきは、まさにプロフェッショナル。お皿を一つ置くにしても、テーブルクロスを変えるにしても何年も、いや何十年もこのお仕事をしているんだろうなと感じる手つきでした。
その長年の経験から現れる、心に余裕のある接客。素敵でした。私も経験を重ねて彼らのような接客が出来るようになりたいなと思います。
店内は、昔の内装から基本的には変えていないそうで、ファンシーな内装ではなく、歴史とたくさんのストーリーが詰まっているんだろうな、と感じる空間でした。
まさかの特等席に座らせてもらいました!!!
なんとこの日は、1番良い席に座らせてもらいました!!お店を入って2階に上がる手前にある「TAVOLO RISERVATO AL SENATO DELL’ HARRY’S BAR」と書かれたプレートが貼られた席。
この席は、通常は常連さんや大切なお客様が来た時のために空けている席なんだそうです。
S’DAYSのトニーさんは、HARRY’S BARの常連さんで、かれこれ30年以上の通っているんだそうです!!!
そんな貴重な場所でご飯をいただけてビックリです。思わずプレートを囲んで記念写真を撮っちゃいました!!笑
食事のあとは、船のタクシーでホテルまで送ってもらいました!!!
サヨナラをしたあとも、もちろん”船のタクシー”で去っていくのですが、その光景がとっても非日常的で、すごくかっこよかったです!!笑
皆さんもベネツィアに行く際は、ぜひ行ってみてください♪
Shop Information
HARRY’S BAR
【住所】
Calle Vallaresso 1323
30124 San Marco
Venice, Italy
【電話番号】
+39 (0) 41 528 5777
【営業時間】
10:30~23:00