ブランドヒストリー編:PHILIPPE MODEL
こんにちは!バランススタイル最年長のスタッフ鶴見です!
3月に入って春らしい季節になり、暖かい青空の下でサーフィンするのを心待ちにしているアラフィフです(笑)
さて、春といえば足元のファッションも気になる季節で、どのブランドのスニーカーを買おうかなと皆さんお悩みになっているかと思います。
そこで!!!バランススタイルで常に人気上位を誇る「フィリップモデル(PHILIPPE MODEL)」のブランドヒストリーをご紹介します!
スニーカーをただ履いているだけでなく、そのブランドヒストリーを知っておくとまた愛着が湧いてきます!ぜひ、チェックしてくださいね!
▲ フィリップ・モデル氏
▲ パオロ・ガンバード氏
A video interview with designer Paolo Gambato from PHILIPPE MODEL on Vimeo.
帽子作りから始まり、緻密なスニーカーの誕生!
ブランド名にもなっているフィリップ・モデル氏は、1956年フランスのブルゴーニュ地方のサンスに生まれ、1978年にオートクチュールデザイナーの為に帽子を作り始めることからキャリアをスタートさせます。
そして1981年、彼のコレクションは評判を呼びフランスで栄誉あるクラフトマンに贈られる賞(Meilleur ouvrier de France)を受賞しました。
80年代にはJean‐Paul Gaultier, Issei Miyake, Claude Montana,Thierry Muglerのコレクションにギャルドな帽子を提供する一方、自身のバッグや靴のコレクションを発表。90年代にはインテリアの世界に活動の場を移し、 独特な色使いや壁紙のデザインは多くのファンから支持されてきました。
彼の名前を冠にしたシューズブランドは2008年にイタリアの著名な靴デザイナーであるパオロ・ガンバード氏と元々ヒールシューズデザインを手掛けていたフィリップモデル氏が共同でスニーカーを作るということから2009年SSシーズンにスタートし、エラスティックを取り入れたシューズを発表して世界中で瞬く間に大ヒットしました。
フランスの上品なテイストにイタリアの創造性を融合させ、イタリア職人の伝統技術によって革の裁断から緻密な生産工程により、ドレスシューズのような緻密なスニーカーを作り上げました。
イタリアはヴェネチアからほど近いリビエラ・デラ・ブレンタで生産されています。
スニーカーについているエンブレムの由来
フィリップモデルのほとんどのモデルに付いているブランドのアイコンマークは、何を表しているか皆さんご存知でしょうか?
このエンブレムパッチは本国では「シールド(盾)」と呼ばれ、中世のパリ市の紋章をモチーフにしています。シールド上部にユリの花、そしてセーヌ川に浮かぶ帆掛け舟が刻印されています。
ちなみに紋章には16世紀から続くラテン語のパリ市の標語も書かれています。直訳すると「揺ゆたえども沈まず」。「どんなに強い風が吹いても、揺れるだけで沈みはしない」という意味です!
春の新作が絶賛入荷中のフィリップモデル、この機会に手にとってご覧になってみてくださいませ!
そしてお友達、奥様、彼女に自慢しちゃいましょー!(笑)