意外と知らない!?ワインをプロデュースしているサッカー選手たち
アパレルブランドやスキンケアブランドをプロデュースしているサッカー選手は多く、バランスタイムズでもご紹介させていただいたことがあります。
「サッカー×ファッション」は、多くの方に浸透してきているのではないかと思うのですが、「サッカー×ワイン」というジャンルも関係性が深いって知っていますでしょうか?
実は、ワインをプロデュースするサッカー選手も多くなってきており、しかもそのほとんどが世界的スーパースター!今回は、その選手たちをご紹介します!
稀代の“マエストロ”は化学肥料や農薬を使用しない「ビオ・ワイン」をプロデュース
正確なパスと高度な戦術眼を武器とし、稀代の“マエストロ”として活躍した元イタリア代表のアンドレア・ピルロ氏。ACミランやユベントスなどで活躍し、FIFAワールドカップ 2006では世界制覇も経験。2020年から2021年まではユベントスの監督にも就任し、監督としてもカップ戦のタイトルなどを勝ち取るなど、指導者としても優秀な一面を覗かせています。
そんなピルロ氏は、ピルロ一族で故郷のブレシアで経営する「PRATUM-COLLER(プラトゥム・コーレル)」から、ビオ・ワインを生産。ビオ・ワインとは、ビオロジック・ワインの略語として用いられ始めた言葉で、化学肥料や農薬を使用せず、EUで認証された有機肥料だけを使用し、遺伝子組み換えや放射線処理を行わないという手法を、植え付け前で最低2年間、そして最初の収穫の前に3年以上実施している必要があるワイン。
かなり厳格な検査を乗り越えたワインしかビオ・ワインという名称を使用できないことでも有名です。ピルロ氏がプロデュースするワインは、現在ビオ・ワインの認証を取得中。日本でも買えますので、ぜひ飲んでみてください!
http://xn--eck1excikz.com/lineup.html
日本サッカーの発展にも貢献している“生けるレジェンド”もワインをプロデュース
ヴィッセル神戸で活躍するアンドレス・イニエスタ選手。Bチーム時代を合わせると約22年間バルセロナ一筋で活躍。国内タイトルはもちろん、チャンピオンズリーグのタイトルなどほとんど全てのタイトルを総なめ。スペイン代表黄金期の主力でもあり、2010年W杯でも決勝でゴールを挙げる活躍をしたまさにレジェンド。
現在はJ1のヴィッセル神戸でキャプテンとして活躍し、日本サッカーのレベルを引き上げてくれている立役者の一人です。
そんなイニエスタ選手がプロデュースするワインは、「ボテガ イニエスタ」というブランド。祖父の代から広大な敷地でブドウ栽培をしていたアンドレス家では、いつかワイン醸造をしたいという想いがあったそうです。そして、サッカーで稼いだお金で畑の整備代などを家族にプレゼント。畑の規模も大きくなってきて、110ヘクタールの敷地になったところでワイン醸造をスタートしたとのこと。オーガニックなワインを製造しています。
メインコレクションのワイン名「コラソン・ロコ」とは、「熱狂的な心」を意味し、イニエスタ選手の大きな想いも込められたワイン。ぜひ飲んでみてください!
https://bodegainiesta.es/
現役ながら様々な事業を展開している日本のレジェンドは2021年にプロデュースワインを発表
リトアニアリーグのスードゥヴァに所属している本田圭佑選手。CSKAモスクワやACミランで活躍し、5大陸でプレーして得点を決めています。日本代表時代には日本人初となるW杯3大会連続ゴールを決め、アジア人のW杯最多得点者記録を持っています。2020年には、イギリスメディア『90min』選定の「21世紀の日本代表ベストイレブン」に選出など、まさに日本のレジェンドです。
自身の会社を立ち上げ、オンラインスクール事業や、サッカースクール事業などを展開。また、投資家としても精力的に活動しており、最近では、投資家と経営者をマッチングさせるプラットフォームサービスを立ち上げたことでも話題になりました。
そんな本田選手は、2021年8月に自身がプロデュースするワイン「KSKワイン」を発表。ミランでプレーしたイタリアでワインと出会い、自分でプロデュースすることを決意。明治24年から続く現存する日本最古のワイナリー『まるき葡萄酒』とタッグを組み、約2年間の準備期間を終えてついに完成した至高のワインです。
自らブドウ園に何回も視察に行き、試飲を繰り返して、こだわりを捨てずに2年間の試行錯誤を経て完成したワインは、きっと本田選手の熱い想いが詰まってることでしょう。
ぜひチェックしてみてください!