アジア最終予選(Road to Qatar)
順位表(4節終了時点)1⃣ サウジアラビア
2⃣ オーストラリア
3⃣ オマーン
4⃣ #SAMURAIBLUE
5⃣ 中国
6⃣ ベトナム️今後の試合日程⚽
✈️11/11(木)
✈️11/16(火)
1/27(木)
2/1(火)#jfa #daihyo #新しい景色を2022 pic.twitter.com/6keuwAk9g4— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) October 13, 2021
グループBはサウジアラビアが4連勝で首位!日本はプレーオフ圏外の4位に。
FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022アジア最終予選第4節が12日に各地で行われ、日本はオーストラリアに2対1で勝利。
キャプテンの吉田麻也選手が「首の皮一枚繋がった」とインタビューで答えたように、勝利はしたものの、現在グループBの4位ということで、気の抜けない立ち位置となっています。
一方、注目なのが無傷の4連勝で単独首位に踊り出ているサウジアラビア。縦に速い攻撃と身体能力の高さが武器で、近年のアジアで最も成長しているチームと言っても過言ではありません。
サウジアラビアの強さの秘訣は、「スタメンの半数が同チームの選手」ということ。同チームの選手が代表メンバーのスタメンに半数以上名を連ねているのは、世界でもそうそうありません。
また、先日の日本対サウジアラビア戦を見ていても分かるように、スタジアムに入場できる観客数の制限が解除され、約6万2000人収容のスタジアムは完全アウェー状態。サウジアラビアのホームで試合をするチームは、圧倒的な雰囲気に飲み込まれてしまいそうですね。
グループAはイラン、韓国が自動出場圏内に!
イラン、韓国、レバノン、UAE、イラク、シリアの6カ国で争っているグループAは現在、イランが勝ち点10で首位、韓国が勝ち点8で2位の自動出場圏内に位置しています。
10月の最終予選では、イラン対韓国の首位攻防対決が実現。後半3分にカウンターから抜け出したFWソンフンミンが先制点を獲得した韓国でしたが、後半31分にイランが同点ゴールをゲット。首位攻防戦は痛み分けとなり、勝ち点差が変わることはないまま両チーム勝ち点1を積み上げました。
直近の2020年度を含め、2年連続4度目のアジア国際最優秀選手に輝いているソンフンミン選手は、現在2戦連続ゴール中。しっかりとエースがゴールを決めているチームは好調を維持していますね!
一方、グループAの首位を走っているイランは、実は現段階の「アジア最強国」の称号を手にしている国。
9月に発表された最新の最新のFIFAランキングではアジア最高位の22位にランクインしました。日本はアジア2位で26位なので、イランサッカーが強化されてきていることがわかります。
イランのエースはFWアズムン選手。イラン代表で56試合37ゴールの成績を持ち、2013年1月のルビン・カザン移籍以降はロシアでの活躍を続ける26歳は、2019年2月にゼニトに移籍し、ゴールを量産しています。また、最近ではプレミアリーグの強豪アーセナルも関心を示していると噂されており、今までのイラン代表にはいなかったスーパースターが誕生するかもしれません。
グループAもグループBも大混戦のアジア最終予選は、まだ6試合残っており、折り返し地点にも到達していません。
幸先の良いスタートダッシュとは言えなかった日本代表も、自動出場に向け、調子を取り戻してほしいですね!