ストレートインの10ヵ国が決定!
サッカーW杯は、サッカーの大会における世界最高峰と位置付けられ、全世界の総視聴者数は35億人を超える大イベント。また、経済規模においては夏季オリンピックをも凌ぐほどと言われています。そんなお祭りがついに来年に迫ってきました!
2022年カタールW杯に向けたヨーロッパ予選は、全10節が終了。各組1位の合計10チームに与えられる出場権を獲得した国が決定しました。
今回、ストレートインでの出場権を獲得したチームは、ドイツ、デンマーク、セルビア、スペイン、フランス、ベルギー、クロアチア、スイス、イングランド、オランダの10ヵ国。
前回大会でまさかのヨーロッパ予選敗退を喫したオランダ代表が復活の出場権を獲得しています!
その他の顔ぶれに特に驚くような国は存在せず、どこのチームも、W杯に出るべくして出るといった強豪ばかりです。
また、出場権を与えられるチームは合計13チーム。現在決まっているのは10チームなので、あと3チーム分の枠が空いています。
残る3枠を12チームで争う運命のプレーオフ
各組1位しか出場権を得られない過酷なヨーロッパ予選では、惜しくも1位になれなかった強豪国がプレーオフに回ることが多くあります。
W杯常連国で、今回ストレートイン出来なかった主な国は、ポルトガル、イタリア、ロシアなど。中でもポルトガルとイタリアは毎回W杯でも上位に顔を出すチームなので、もう後が無いこの状況は予想していなかったと思います。
特にポルトガルは、グループリーグのセルビアとの最終戦でレナト・サンチェス選手のゴールが決まり先制。しかし、その後ドゥシャン・タディッチ選手のゴールでセルビアが追いつくと、1-1で終わるかと思われた後半45分にセルビアが逆転弾をお見舞い。同点で終わればポルトガルがストレートイン出来ましたが、ラスト2、3分で一気にセルビアに出場権を持っていかれてしまいました。
今回のプレーオフ、12チームは4チームずつ3つの組に分かれ、来年3月に各組トーナメント方式でワールドカップ出場を争います。トーナメントなだけに、下馬評を覆す大波乱が起こる可能性も十分。
天国を味わう3チームはどこになるのでしょうか!