プロも注目する選手が多数!注目校紹介!
100回目の節目となる今年度の高校サッカー選手権は、12月28日(火)に開会式と開幕戦が行われます。
今年の開幕カードは、東京都B代表の関東第一高校と大分県代表の中津東高校。この試合を皮切りに、冬の寒さを吹き飛ばす熱い戦いが繰り広げられます!
今回は、各都道府県を勝ち抜いてきた猛者が集まる中でも、さらに注目したい高校をいくつかご紹介します!
まず1校目は、2大会ぶり13回目の出場となる静岡代表の静岡学園高校。
南米のサッカースタイルをベースに世界で活躍できる選手育成を目指している静岡学園は、言わずと知れたテクニック型の選手輩出校です。
川崎フロンターレの大島選手、旗手選手など、日本代表でも活躍するテクニシャンがOBに勢揃い。
今年も、磐田内定のドリブラーMF古川陽介選手、“王国の精密時計”と呼ばれている徳島内定MF玄理吾選手、北九州内定の長身センターバック伊東進之輔選手など、例年以上にプロ内定選手が多数在籍。
そして何より、今年はディフェンディングチャンピオンとして臨む大会なので、周りからの見られ方も全然違う中でのタレント力が試されます。
タレントを多数抱えるチームは、全国大会での優勝から意外と遠いイメージがありますが、今年の静岡学園を見ていると、非常にバランスが取れているので、大いに2連覇が期待できます!
3年ぶりの栄冠を狙う優勝最有力候補
続いてご紹介するのは、バランススタイルもサポートさせていただいている青森山田高校。
過去5年で4回決勝に進出している名門校。今年はインターハイ、プレミアリーグEASTを制して2冠を達成し、3冠獲得に向けて着実に準備は整っています。
過去2年間はいずれも全国ファイナルまで勝ち上がったものの、どちらも準優勝という悔しい結果を経験してきた3年生。
日本一に最も近い選手たちが、頂を掴むまでの物語を皆さんで応援しましょう!!
大迫超えの呼び声高い2年生エースを擁する神村学園
神村学園高対鹿児島城西高のライバル対決で全国行きを争った今年度の高校サッカー選手権鹿児島大会。
実は、このカードも12年で9度目ということで、いかに鹿児島県でこの2チームが強いか分かりますね。プリンスリーグ九州では総得点で2位にダブルスコアをつける56得点を決めて優勝した神村学園ですが、12月に行われたプレミアリーグプレーオフでは1回戦でJFAアカデミー福島U-18に敗戦。
高校勢が多数昇格した中で悔しいプレーオフとなりました。
しかし、初優勝に向けて気持ちを切り替えているであろう神村学園は、旋風を巻き起こすことが出来るのでしょうか!
中でも、他校が恐れるのはFW福田師王選手とMF大迫塁選手の2年生コンビ。
国内外の強豪クラブが熱視線を送る超逸材である福田選手は、大迫選手を彷彿とさせる大型FWで、鹿児島県の先輩である大迫超えを期待されています。
また、MFの大迫選手は、中学時代から「天才レフティ」と騒がれてきた逸材で、福田選手とは阿吽の呼吸で最高の相棒関係を築いています。
この2年生コンビがどこまで全国大会で名を轟かすか。非常に注目です!