国内プロフットボールクラブでは画期的な試み。
鹿島アントラーズが展開するアパレルブランド「F.D.」が、クリエイティブ・ディレクターの源馬大輔氏を迎えて2022春夏コレクションを発表しました。
ファッション業界で飛躍を遂げているブランド「サカイ(sacai)」のクリエイティブ・ディレクションを手掛けていることでも知られている源馬大輔氏は、日本のみならず、海外でも活動の場を広げ、今では世界的有名なクリエイティブ・ディレクターです。
1975年生まれ、1996年イギリスに渡り、翌1997年ロンドンのセレクトショップであるBROWNS社(ブラウンズ)に入社しバイヤーとしてのキャリアをスタート。2002年には、日本に帰国し、東京 中目黒にオープンするセレクトショップのFAMILY(ファミリー)の立ち上げに参加しました。2007年に源馬大輔事務所を設立しました。
「F.D.」はアントラーズが2020年8月から販売を開始し、クラブが恒久的なスローガンとして掲げる「Football Dream」からインスピレーションを得たアパレルブランド。創設期から受け継がれてきたコンセプトをアパレル商品として表現することで、日々の生活とフットボールの調和を実現する新たなスタイルを提案しています。
エンブレムやコーポレートロゴは使用せず、「Football Dream」をロゴとしてビジュアル化。クラブが紡ぐストーリーとの連動性を持たせるため、「F.D.」を囲う枠はピッチサイズの比率を反映しています。一見してアントラーズのものとはわからないデザインで、アントラーズファン、フットボールファンはもちろん、ファッションアイテムとして、男女問わず日常使いできるアイテムとなっています。
今後はクラブのフィロソフィーに共鳴するブランド等とのコラボレーションも推進していく模様なので、新たなスタートを切る「F.D.」の動向に注目です!