メンバー発表前の大事なナショナルウィーク。
先日日本代表、アメリカ代表、エクアドル代表の3カ国で行われた、「キリンチャレンジカップ2022」。
初のドイツ開催となり、現地在住のサポータの方々も多く駆けつけた中、気になる試合展開は、1勝1分けと言う戦績で大会を終えました。
本戦まで数少ない代表活動となる中迎えた初戦のアメリカ戦は、開始早々枠内シュートを放ちましたが、惜しくも先制点とはならず。
その後、日本ペースで試合を進めていると、前半25分に守田選手からの絶妙なパスに、所属チームで絶好調の鎌田選手がゴールを決め、待望の先制点を獲得しました。
前半は1点リードした状態で折り返し、後半はアメリカ代表も前半のミスを修正し、五分五分な展開で試合が進んでいきました。
両チームとも追加点が取れない中、日本代表が選手交代を皮切りにリズムを掴みます。そうすると後半の終了間際に途中出場の三苫選手が得意のドリブルから追加点を奪う。
このまま試合も終わり2-0と快勝となり、2戦目のエクアドル戦に勢いを持って臨むことができました。
初戦に勝利を収め、迎えたエクアドル戦は、アメリカ戦のスタメンを全員変えて、挑みました。
相手は熾烈な南米予選を4位で勝ち抜いたと言うこともあり、前半からインテンシティの高い試合展開になった。組織的な守備で個でも強さを見せるエクアドル相手になかなかリズムを作れない日本。攻撃が単発に終わっていく中で、南野選手のプレッシングが相手のパスミスを誘い、古橋選手にビッグチャンスが訪れましたが、得点にならず。
一方、終盤にはエクアドルにも決定的なシーンが訪れましたが、GKシュミット・ダニエル選手が好セーブを見せ、試合は0-0で折り返すことになりました。
後半の立ち上がりは一進一退の攻防になり、中々先制点が両チームに生まれない展開が続く中、日本が大ピンチを迎えました。
その直後、勝負を左右する重要なシーンを迎える。エクアドルの選手の攻撃を背後から奪いに行った谷口選手が倒し、PKを献上。絶体絶命のピンチでしたが、ここでシュミット・ダニエル選手がシュートを完全に読み切ったビッグセーブが炸裂し、何とか失点を回避できました。
結局、互いにゴールは生まれず、鎬を削った白熱の一戦は0-0のドローとなりました。
今回の修正点などを本戦までに修正し、最高の状態で本戦に挑めるようにしたいですね!