天皇杯決勝戦が10月16日(日)に行われました。対戦したのはヴァンフォーレ甲府対サンフレッチェ広島です。
試合は前半26分にヴァンフォーレ甲府が左のコーナーキックから細かいパスの連携を見せ最後は三平和司選手がゴールを決め、先制点を取りました。
サンフレッチェ広島はボール保持率を高め、幾度かチャンスを生み出しますが、ヴァンフォーレ甲府の粘り強いディフェンスをなかなか崩し切ることができません。
ですが試合終盤の84分、川村拓夢選手がボックス内左に侵入し、左足で強烈なシュートを放ち同点弾を叩き込みます。
このゴールで振り出しに戻った試合は互いにチャンスを作るも勝ち越しゴールを奪えず、後半終了。延長線に突入してからも状況は変わらずPK戦となります。
先攻の広島は4人目の川村拓夢選手が失敗し、対する後攻の甲府は5人全員が決めきり優勝を決めました。
ヴァンフォーレ甲府は天皇杯初優勝。J2勢として天皇杯で優勝するのは2011年度の当時J2だったFC東京以来、2回目でした。