サウジアラビアがアルゼンチン撃破、日本がドイツに逆転勝利!
森保一監督率いる日本代表は11月23日、カタール・W杯グループリーグ第1戦でドイツ代表と対戦。
試合は前半33分、MFイルカイ・ギュンドアンのPKで先制点を献上。
後半から3バックに変更すると、後半30分にMF堂安律、同38分に浅野拓磨の連続ゴールで2-1と逆転勝利を挙げました。
22日には、サウジアラビア代表とアルゼンチン代表が対戦。FWリオネル・メッシのPKでアルゼンチンが先制するも、後半にサウジアラビアが逆転して2-1と勝利を収めています。
前日のサウジアラビア代表に続いて日本が金星を挙げたなかで、強豪国が初戦で敗れる波乱の展開となっています。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」は「強者が倒れる日々」と表現したなか、「なんらかのパターンが見えてきたような気がする。W杯開幕当初は、実力のあるチームでもまだ形とリズムが定まっていない」と指摘。さらに「カタール大会では、その傾向はより顕著になる可能性が高い」と続け、波乱の理由を掘り下げています。
その一方、無難に白星発進した強豪国もあります。
フランス代表はオーストラリア代表に4-1、イングランド代表はイラン代表に6-2、さらに日本と同組のスペイン代表はコスタリカ代表に7-0と完勝しています。
フランスとイングランドがともに開幕戦を乗り切ったことで、どの国にも当てはまるものではないですが、強豪国でつまずいたのはドイツとアルゼンチンだけではなく、2018年の決勝に進出したクロアチアは、モロッコ戦で無得点に終わり、その前日はデンマークがチュニジアにスコアレスドローにとどまるなど何が起こるか分からなくなってきました。
第1戦の結果で、E組は日本とスペインが勝ち点3、ドイツとコスタリカが勝ち点0に。得失点の関係で1位スペイン、2位日本、3位ドイツ、4位コスタリカとなりました。
第2戦のカードは「日本vsコスタリカ」と「ドイツvsスペイン」。
日本がコスタリカに勝利し、スペインがドイツに引き分け以上だと、日本が勝ち点6、スペインが同6または4、ドイツが同1または0、コスタリカが0となるため、第3戦を待たずに日本の1次リーグ突破が決定します。
過去の決勝トーナメント進出はいずれも第3戦で突破が決定しています。
森保監督は8強入りをもくろみ、1次リーグのどこかのタイミングでターンオーバーを導入することを示唆していますが、どのタイミングとなるのか注目が集まります!