ロナウド選手と一緒に写真が撮れるアプリ
子ども支援の国際NGO『セーブ・ザ・チルドレン』は、サッカーポルトガル代表でレアル・マドリード所属のクリスティアーノ・ロナウド選手といつでもどこでも一緒に自撮り写真が撮影でき、ダウンロード毎に売上の一部が寄付される、自撮りアプリ『CR7Selfie: Fans with a Cause app』を8月10日から販売しました。
タキシード姿やカラオケシーンなど、様々なコスチュームやシチュエーションで撮影された68枚のロナウド選手の写真と39種類のフィルターが収録されている同アプリは、CR7Selfie.comサイトからApp StoreやGoogle Playを通じ、全世界でダウンロードできます。価格は日本では240円で販売され、国によって異なりますが、ダウンロードされる毎に売り上げの一部が『セーブ・ザ・チルドレン』に寄付される仕組み。今後、ユーザーが追加購入できる新しい写真が、年間を通して追加される予定で、その売上の一部も寄付されるとのこと。
ロナウド選手本人の想い
アプリリリースに際し、ロナウド選手は「ファンのみなさんに、今回の発表ができることを、とても嬉しく思います。このアプリの話を聞いた時から、僕が大切にしている子ども支援活動に貢献できるものにしたいと、考えていました。数年来活動を共にしている『セーブ・ザ・チルドレン』は、アプリの寄付先として最適なパートナーです。一人の父親として、またセーブ・ザ・チルドレンのグローバル親善大使として、僕は全ての子どもたちにより良い、明るい未来を託す活動にコミットしています。ぜひファンのみなさんにも、社会課題に関心を持っていただき、僕といつでもどこでも自撮り写真が撮れるこのアプリを購入して、支援を必要としている子どもたちに、手を差し伸べてください」とコメントを寄せています。
また、『セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン』専務理事・事務局長の千賀邦夫氏は、「我々は、アプリを通じたこの新たなパートナーシップを通じて、世界の子どもたちの課題に光を当てようというロナウド選手の試みに感謝します。『セーブ・ザ・チルドレン』は、生まれたばかりの子どもが健康に成長し、教育を受ける機会を得、あらゆる危害から守られるよう活動しています。世界では現在、11人に1人の子どもが学校に通えていません。難民の子どもたちの状況はさらに厳しく、学校に通えない子どもは、難民ではない子どもの5倍にもなります。教育は、子どもたちに成功への機会を提供し、子どもたち自身が夢を実現するために、なくてはならないものです。ロナウド選手との今回のパートナーシップやソーシャルメディアの拡散力で、世界の子どもたちがその可能性を最大限に発揮できるよう、良い変化をもたらすと信じています」とアプリの可能性に期待を寄せていました。
アプリが実現した背景
今回、アプリが実現した背景には、ロナウド選手が2013年1月に『セーブ・ザ・チルドレン』のグローバル親善大使に就任したことが始まり。世界的に活躍するサッカー選手であり、公式ソーシャルメディアのフォロワー数が2億3000万人以上と大きな影響力を持つ彼は、世界の子どもたちの喫緊な課題に焦点を当て、世界中のファンに対して行動するよう呼びかけています。
そもそも、『セーブ・ザ・チルドレン』とは?
すべての子どもにとって、生きる、育つ、守られる、参加する、「子どもの権利」が実現されている世界を目指して活動する子ども支援の国際NGOです。1919年に英国で設立され、現在、日本を含む29ヶ国の独立したメンバーが連携し、約120ヶ国で子ども支援活動を展開しています。2015年には、1億8500万人の子どもたちに、直接的、間接的な支援を届けています。
アプリをダウンロードして大好きな選手と写真を撮影し、世界の子どもたちの笑顔を支える活動へ参加してみませんか?