中国代表にPK戦の末敗退
2022年1月20日(木)に開幕した2022 AFC女子アジアカップ。
大会史上初の3連覇を目指すなでしこジャパンは、準々決勝でタイ代表に7-0で大勝し、FIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023の出場権を獲得しました!
W杯出場を決めたなでしこジャパンの次なる目標は、アジアの頂点です。
そんななでしこジャパンの準決勝の相手は、中国代表。
準々決勝のタイ代表戦から先発3選手を入れ替えたなでしこジャパンは、立ち上がりからボールを保持して主導権を握ります。
試合が動いたのは26分。左サイドを駆け上がった宮澤ひなた選手のクロスを植木理子選手が頭で合わせて先制点を奪います。
しかし中国代表も後半頭から2選手を投入し反撃に出ます。46分、ウー・チェンシュー選手に押し込まれ、後半開始早々に試合を振り出しに戻されてしまいます。
試合は膠着状態が続き、1-1 のまま延長戦へ突入。
中国代表の足が止まり始め、なでしこジャパンが立て続けにチャンスを作ります。
そして103分、長谷川唯選手のFKを植木選手が頭で合わせ、なでしこジャパンがリードを奪います!
そのまま試合終了かと思われた119分、放り込まれたクロスをワン・シャオシャオ選手に合わせられ、試合は2-2でPK戦に。
4人が成功した中国代表に対して、なでしこジャパンは熊谷紗希選手と南萌華選手が止められ、PK戦にもつれる激闘の末、準決勝で敗退となりました。
悔しい敗戦となった準決勝。
再三チャンスを作りながらもリードを守りきれず、PK戦の末敗退したなでしこジャパン。
しかし、今大会の一つの目標であった「W杯の出場権」を獲得することができました!
今大会では、代表初ゴールを決めた選手や、なでしこジャパンで初めて国際大会を経験したというような、新世代の活躍が印象的で、これまでなでしこジャパンを引っ張ってきた世代とうまく融合していました。
今大会を経験した選手は、今大会での悔しい思いを胸に、来年のW杯へと向かってほしいですね!
また、昨年開幕した日本女子サッカー初のプロリーグである「WE.リーグ」には、今大会のメンバーに選出された選手だけでなく、選ばれなかった素晴らしい選手たちが多数活躍しています。
来年のFIFA女子ワールドカップオーストラリア&ニュージーランド2023に向けて、「WE.リーグ」にも注目してなでしこジャパンを応援していきましょう!