熊本はクラブ史上初の昇格ならず。
W杯熱が高まりつつある今日。
Jリーグはほとんどのカテゴリーでシーズンを終えましたが、先週、J1参入プレーオフ決定戦が行われました。
J1の京都サンガF.C.とプレーオフを勝ち抜いたJ2のロアッソ熊本の一戦。
レギュレーションでは京都が有利な状況で迎えたこの試合は、序盤、熊本が優勢な試合展開となっていましたが、前半に京都が先制。少ないチャンスをものにし、前半をリードした状況で終えました。
勝ちが昇格の条件となっていた熊本は、なんとしてもゴールを取らないといけない状況で迎えた後半。
開始早々からエンジン全開で挑み、猛攻を仕掛けます。幅広い攻撃のバリエーションを駆使しながら、後半22分にコーナーキックから同点ゴールが生まれました。守備を固める京都に対し、果敢にゴールに迫る熊本。後半のアディショナルタイムには、熊本のシュートがポストに当たる場面もありましたが、ゴールは生まれず1-1で試合を終え、京都の勝利となり、残留を決めました。
なんとか守り切った京都、惜しくもクラブ初のJ1昇格とはならなかった熊本。両チームとも、意地とプライドを懸けた一戦は、見応えのある試合となりました。
毎シーズン、様々なドラマが生まれているJリーグ。今シーズンは終わりとなりましたが、また来シーズンもそうですが、W杯にも注目しましょ!