ACミランとドルチェ&ガッバーナの歴史
「自由の肯定形。偽りのない表現に、かつてになく都会的な感性が加えられ、型にとらわれずそこから脱却した洗練のスタイル。」
この言葉は、イタリアで生まれた世界的ブランド「ドルチェ&ガッバーナ(Dolce&Gabbana)」のブランドコンセプトです。
1985年にドメニコ・ドルチェとステファノ・ガッバーナがイタリアのミラノで創立したドルチェ&ガッバーナ。
2000年以降、急成長を遂げ、誰もが知る世界的トップブランドへの階段を登っていきました。
そんな急成長を遂げた要因と言われているのは、音楽アーティストやサッカークラブ、選手への衣装提供を精力的に続けていたからだと言われているんです!
今回は、サッカークラブの中でもドルチェ&ガッバーナとの関係が深いACミランとの歴史についてご紹介します!
ファッション界を飛び出して精力的にパートナーシップを契約
1990年代から、アメリカが生んだ世界的歌手マドンナへの衣装提供を開始、ワールドツアーの衣装を1500点ほど独占制作し、マドンナはドルチェ&ガッバーナの大ファンになったとのこと。
そして、サッカー界に進出するのは2004年。ACミランのユニフォームデザインやチェルシー・フットボール・クラブとも契約し,フィールド外での公式行事用にドルチェ&ガッバーナデザインの服が支給され始めました。
選手だけではなく、スタッフ達の衣類のデザインも手掛けるなど、大々的にクラブをサポート。
ちょうどその頃、世界の名サッカー選手たちをテーマとしたメンズラインを発表し、サッカー界との繋がりを深めていきました。
他にも2006年のアンダーウェアのキャンペーンには、イタリア代表として活躍したピルロやザンブロッタ、カンナバーロといった選手がモデルに選出。
ドルチェ&ガッバーナの「サッカーへの情熱」がコラボレーションを持続させていきました。
元日本代表の本田圭佑選手もドルチェ&ガッバーナのスーツを着用!
ドルチェ&ガッバーナは、2014-2015シーズンにACミランとの10年に渡るパートナーシップを記念してフォーマルユニフォームをデザイン。
裏地にはチームカラーである赤のパイピングが施された。そして、白の烏賊胸シャツ、バーガンディのシルクタイ、黒いカーフレザーのシューズとベルトでコーディネートを完成させています。
ちょうどそのシーズンにACミランに加入した本田圭佑選手も、ドルチェ&ガッバーナのスーツを着用しました。
ファッションのこだわりが強く、代表合流の際も空港でのスーツファッションが話題になるなどしていた本田選手も似合っていますね!
ワールドカップ イタリア代表メンバー。ドルチェ&ガッバーナが手がけた公式スーツを着て。イタリアの初戦は6月15日(日)対イングランドです。 @FIFAWorldCup #W杯 #WorldCup pic.twitter.com/66nxqeoJhc
— ドルチェ&ガッバーナ ジャパン (@dolcegabbanajp) June 6, 2014
SNSでも話題になったイタリア代表のスーツを手掛けているのもドルチェ&ガッバーナ
ドルチェ&ガッバーナは、2006年以降、FIFAワールドカップにおけるイタリア代表団の公式スーツのデザインを手がけていることでも有名。
W杯の際に撮影されるスーツ姿での集合写真SNSで流れると、「世界一カッコイイ!」「こんな軍団に会ったら鼻血出る」などと、W杯の度に日本でも大きな反響を呼んでいます。
“ハーフタイムには戦術の確認もしないで、鏡の前で髪の毛を整えている”という噂も流れるほど、サッカーとファッションの親和性が高いイタリア代表の選手たちにお似合いですね!
バランススタイルにも「ACミラン×ドルチェ&ガッバーナ」の写真集が!
ACミランの歴代選手が着こなすファッションブランド、ドルチェ&ガッバーナとのコラボレーションによって製作された写真集がバランススタイルのオフィスにも置かれています!
2006-07年のUEFAチャンピオンズリーグを制したメンバー、カフー、カカー、クラレンス・セードルフ、フィリッポ・インザーギら24名の選手をペルー出身の写真家、マリアーノ・ヴィヴァンコさんが撮影したこのコラボ写真集。
世界のスーパースターたちが身に纏うドルチェ&ガッバーナのスーツ姿は、プレーしている姿以上にカッコイイです。
皆さんも、是非チェックしてみてください!